主治医から「検査の結果、がんでした」「抗がん剤治療が必要です」「残り少ない人生になってきました」など・・・
このような説明を受けられたとき、患者様とご家族様は、驚きや戸惑い、不安な気持ちを抱かれることと思います。そこで私たちは、がん患者様対象に地元で安心して治療を受けていただけるようにと考え、15年前に緩和ケアチームを立ち上げました。現在、8つの専門職が専門性を活かした活動を行っています。
医療相談・外来の紹介
薬局・一般病棟の紹介
栄養課・リハビリ科の紹介
訪問看護の紹介
緩和ケアチームの主な活動は以下の2つです***
- 入院・外来がん患者様やご家族様から相談を受け付けています。また援助の必要性があると判断したがん患者様には、私たちから緩和ケアチームの存在と役割を紹介させていただいています。
- がん患者様とご家族様を対象に、年4回“ひだまり会”という名前で患者会を開催しています。参加された方は、病気のことや日々の生活の様子、さらに、どのように病気と向き合っているのかなどを語り合っています。そして、参加後には「同じ病気でみんな頑張っているとわかって励みになった、勇気をもらった」という声をいただき、心理面でも共有されている姿があります。