医療法人[社団]寺田病院
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病院だより

かぜ症候群について

 1年間に1人あたり5〜6回は感冒にかかっているといわれています。
 かぜは、いろいろな原因で起こる呼吸器の急性炎症の病気を総称したものです。日常的な病気であるため、たいがい自己診断で、市販薬を飲んですませることが多いようです。かぜに似た症状で始まるその他の病気もあるので、無理せず、症状が長びく場合は、早めに医療機関を受診してください。

  1. かぜは、【1】寒さ・暑さなどの温度変化、【2】ウイルス、【3】睡眠、【4】栄養といった4つの要因が互いに絡みあって起こります。たとえば、疲労して食事が充分に取れなく、そのうえ睡眠不足に寒さが重なったところに、たまたまウイルスに感染して、発症したりします。かぜのウイルスには、いろいろな種類があります。一度かぜにかかって回復し免役ができても、別の種類のウイルスに感染すると、また、かぜ症状を呈し、繰り返しかぜにかかることもあります。

  2.  かぜが引き金になって余病が起こると、特に、高齢者や乳幼児、慢性疾患がある人には、重篤な結果をもたらす場合があります。かぜ症状のあとから、肺炎・多発性神経炎・髄膜炎・心筋炎・心不全などを発症することもあります。慢性腎炎・糖尿病の人は、持病の悪化することがあります。昔から言われているように、「かぜは万病の元」という言葉は、現代にも通じるものです。

  3.  かぜの予防と治療には、休息・睡眠・保温・食事が大切です。生活リズムに注意して、かぜにかからないようにしてください。万一、かぜをひいてしまったら、消化がよく、水分が多く、温かい食品をとるのがおすすめです。そしてビタミンを充分に補給したほうがよいでしょう。食欲がない時・下痢や嘔吐のある時は、食事は無理にとるより、食べたいものを食べたい時にとるようにします。

  4.  強い流行性の激しい症状をもたらすインフルエンザウイルスに対して、症状発現から2日以内に服用すれば、ある程度効果のみられる薬も最近できました。ただし、小児には使用できません。
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以上、かぜのお話でした。今年の冬はかぜ知らずでいたいですね。皆様の健康を願います。

 
Terada Hospital